突然ですが!抱っこ&おんぶアイテムについて語っていいですか。
最初はだれもがエルゴかべビービョルンから入るであろう抱っこ紐!(←私見です(笑))
しかし、もう少し調べると他にも出てくる抱っこ紐。
そして、いやらしいことに赤ちゃん本舗、ベビーザらス、西松屋やイオンなどでは取り扱いのない、ほぼネットでしか売っていない国産品まであるのです。
抱っこ紐って、育児グッズの中でもとてもとても重要なアイテムですよね!私は母になって半年程度と育児経験はまだ短いですが、その中で第1位と言ってもいい程重要なのでは!?と感じています。
そんな重要アイテムなのに、後々からネットで見つけて、これ初めから知っていれば買いたかった・・・くぅっ・・・と悔やんだ日もあります(笑)
更には『抱っこ紐』ではなく『ベビーラップ』『おんぶもっこ(おんぶ紐/もっこ紐)』なんてアイテムたちも。インスタグラムを見ればすごくお洒落な商品があって欲しくなるし、かと思えばおんぶが知育に良いなんて情報に影響を受けたりして。。。はっきり言って、迷走しました!(笑)
そして気が付けば、抱っこ紐・ベビーラップ・おんぶ紐・おんぶもっこが手元に揃っているではありませんか!!!笑
えぇ、買っちゃいましたよ全部。えぇ、低予算生活に逆行していますよ。ダメ人間です。2人目育児でも使うことで元をとっていきたいと思います。
さてさて、そうして揃えただっこ(/おんぶ)グッズについて、どんな違いがあるのか、選ぶときにはどんな観点があるのか、そしてもし最初からやり直すなら自分はどれを選ぶのか!?のベストチョイスを考察したいと思います。
私はもうやり直せませんが、抱っこ紐・おんぶ紐選び中の誰かの役に立つことを願って。
1. それぞれのアイテムの簡単な紹介
左下に写りこんでるのはちっこい息子の足です
エントリーNo.1 抱っこ紐:Aprica(アップリカ)のコアラ(Koala)
写真右上。
2018年7月に出たばっかりのコアラ。”サッと着けてスッと抱っこ”のキャッチコピーに惹かれて、私が一番最初に購入した抱っこ紐です。
横抱きだっこ(ママ腕だっこ)、対面抱っこ、前向き抱っこ、おんぶの4way。
オフィシャルサイト↓↓
抱っこひも「コアラ」 | ベビー用品のアップリカ公式サイト | Aprica
かなり使いやすく、一言でいえば『死角なし!』という印象の製品です。全方位、抜け目ない。さすがアップリカ。
紐を握るお手々。かわいすぎやしないか・・・
デメリットを挙げるなら、リュックを背負うと、コアラの肩ベルトとリュックの肩ベルトが干渉し合います。ちょっとだけ。
エントリーNo.2 ベビーラップ:hito_ichuさんのワラップ
写真右下。
インスタグラムで知った、hito_ichuさんの作成されているオリジナルベビーラップ。ベビーラップというアイテムが流行っていることはなんとな~く知っていたのですが、お洒落な人たちのアイテムでしょ・・・と謎に警戒しながら遠巻きに眺めており(笑)、そして何より5mの布という点に絶対使いこなせないと諦めていました。正直、お洒落な人が不便を我慢して使うものなのかと思ってた(笑)
が、hito_ichuさんのワラップ(WA! wrap)は、ベビーラップを輪っかにしたアイデア商品で、一枚布ではない使いやすさがあります!
オフィシャルサイト↓↓
WA babywrap
hito_ichuさんのインスタグラム↓↓
HIT ME! (@hito_ichu) • Instagram photos and videos
対面だっこ、前向きだっこの2way。
布、柄を選べる楽しさと、ひょっとして私って今風のママ?と我のアイデンティティを見失うほどの可愛さがあります!
ぴょこっと出たアンヨも可愛い
エントリーNo.3 おんぶもっこ:hito_ichuさんのMOKKO wrap
写真左上。
おんぶもっこ(もっこ紐)は最後の最後に知りました。熊本県天草地方で昔から使われてきた育児アイテム(子守帯)で、その汎用性の高さから震災後にその価値が見直されているそう。
有名なのはおんぶもっこプロジェクト改めgran mocco(グランもっこ)!その他私が検討したサイトはこんな感じ。
gran mocco
おんぶもっこ
MOCCO FRIEND(もっこふれんど)
gran moccoはとにかくめっちゃお洒落!シンプルで布の感じが素敵!でも、2万近い。。。買えるかーい!!!おんぶもっこやもっこフレンドは、gran moccoよりは手が届く値段だけどそれでも高い!使いこなせるかも分からないのに、このお値段は出せない・・・orz
もっこ紐は、形がシンプルなので手作りしている人も多いみたい。おかーちゃんとして手作り頑張っちゃう?ってミシンがなーい!ミシンから購入したら全然高くつくわ。。。それに布の強度とかの知識がまったくないので、巾着とかならともかく赤ちゃんをだっこするためのものの作成は不安だ・・・。っていう状態の時に、ワラップのhito_ichuさんのインスタでもっこもある・・・・と気付いてしまいましたのです。
おんぶもっこはおんぶ専用紐かと見せかけて、抱っこもできる2way!
エントリーNo.4 抱っこ紐:コニー
こちらもインスタグラムで知った抱っこ紐。ワラップとどちらを買うか、悩みました。
オフィシャルサイト↓↓
コニーぐっすり抱っこ紐
インスタグラム↓↓
コニー抱っこ紐 (@konny.jp) • Instagram photos and videos
良いところは、シンプルさ。デザインがシンプルなのでどんな洋服にも合わせやすい!またシンプルさゆえ、着け方がとても簡単(かぶるだけ)!
マイナスポイントだと思ったのは、楽に抱っこするためには『ぴったりのサイズを選ぶことが大事』と書かれていますが、つまりオットとの共用ができません。自分専用にするか、2個買うか。
また、腕を出すようになった赤ちゃんの抱っこの時には、上から巻きつける補助紐を使うそうで、するとちょうどワラップと同じような仕様になります。ただ、Konnyはパーツが2つに分かれていますがワラップは1つです。個人的には、管理するものは少ないほど良いので、パーツが分かれているのはマイナスポイントかなぁ、と。
エントリーNo.5 抱っこ紐:キューズベリーの抱っこ紐
これね~。冒頭で言った、最初から知ってれば買ってたかもな、な抱っこ紐です。
オフィシャルサイト↓
【当日配送可】おんぶ抱っこひも インナーメッシュ / 抱っこひも・おんぶ紐の専門店 キューズベリー【本店】
めちゃくちゃ可愛い。↓の写真で使われているデニム生地も珍しくて可愛いし、あたたかみのあるベージュカラーもかわいいし、カーキなんかもすごく良い色合い!!!しかも抱っこ心地はかなり研究されているっぽいし、安心の日本製。。。
Amazonでは2019/1/23現在6件のレビューがあって、全て星5つの評価!
アップリカのコアラと比べて、圧倒的にいいなと思うのは、
・正面ファスナーで赤ちゃんを出し入れする仕様
・赤ちゃんの背面部分に小さなポケットがついていて便利そう
逆に、致命的なのは、
・対象月齢が首座りからである(首座り前の赤ちゃんが抱っこできない)
エントリーNo.6 おんぶ紐:保育士さんが使っているおんぶ紐
おんぶが知育に良いと聞いて西松屋に買いに走ったおんぶ紐。
もっと高くおんぶしたい、そして、ちょっと肩が痛いため、おんぶもっこに移行し使わなくなってしまいました。
2. 抱っこ紐を語ってみる
首座り前から使えるか:妥協不可
生後1ヶ月からはベビーカーに乗せられるので、抱っこ紐は使いまてんというのなら良いのですが、私の場合壁となったのは保育園見学でした。。。
夏生まれのため、どうしても首座り前から、見学に行く必要がありました。保育園はベビーカー置き場のスペースが限られているので、見学会にお越しの際はベビーカーの使用はお控えください、と言われてしまうことも多々。
首座り前から使えることが必須条件となり、デザインや布感がめちゃ好みのキューズベリーは外れたのでした。
着けたまま赤ちゃんを抱き降ろしできるか:妥協可
キューズベリー・ワラップ・コニーは、抱っこ紐は着けたまま赤ちゃんの抱き降ろしは正面からするんですね。
つまり、抱っこで赤ちゃんが寝たときにガチャガチャせずに降ろせるのと、冬に抱っこ紐の上にコートを着た時も、コートを脱がずに抱き降ろしが出来るのです。一方、コアラは抱き降ろし時は右側の肩ベルトを落とすので、コートを着たままとはいきません。ここはコアラの妥協ポイントでした。
残念に感じていたのですが、実際使って一冬過ごした結果、コートを脱がないといけないことが凄い不便だったかというとまったく不便に感じる場面はなかったし、逆にいうとワラップでお出掛けしていても、コートを脱がずに息子を抱っこする場面なんてなかった(笑)ので、実際はそれほどデメリットじゃないんじゃないかと思います。あくまでバターナイフ経験談ですが。
抱っこでお昼寝した時も、うちの場合はおろすと泣くので、ワラップで抱いてても結局おろさず抱っこしたままです。
コアラの補足
本当にサッとつけてスッとだっこ出来るのか?!ですが、実際につけるのはこんな感じです。つけかたを説明するために動作をゆっくりにしたりすることなく、普段自然につける時の動作を撮りました。
結果1分で装着!
個人的には”サッと着けてスッと抱っこ”は本当だと言って良いと思います!
そして、コアラのうれしい点、もうひとつ。
それが、折り畳んでおけるベルトがついているんですね。1番最初の抱っこ紐が並んだ写真は、畳んだ状態のコアラです。↑の動画でも、最初たたまれている状態で腰ベルトをつけています。
このベルトによって、エルゴみたいに前にベロン状態にしておかなくて済みます。街中でエルゴを前にぶらさげてる人、よく見かけますよね!動きづらそうに見えます。
エルゴを纏めるためのカバーとかも出ていますが、結局それを持ち歩かなくてはならないので、ただでさえ管理物が多い育児ではアイテムは増やしたくないので、本体に纏め機能がついているコアラは本当ありがたいなぁと感じています。
お腹か背中に丸めて着けたままウロウロできるのです。そういった点が、全方位死角なし!という印象に繋がっています。
最後に、"ママ腕だっこ"について。横抱っこをしていると、縦だっこをしているときより格段に知らない人から「可愛いね~!」と言われる頻度が上がります(笑) 職場の友人とランチに出掛けたりするときも、見て見て見てと言わんばかりにママ腕だっこで連れていきました(笑)
エルゴやベビービョルンにはない横だっこ♡赤ちゃんも本当に安心するのかスヤスヤスヤスヤ眠ります。
紐をヒッシと掴んで寝たり
電車でもスヤスヤ
パパ腕抱っこでもスヤスヤ
これも、コアラを選ぶべき理由の1つかなと思います♪
ワラップの補足
ワラップの付け方説明動画↓↓
難しそうに感じていましたが、1回目はムービーを見ながらやって、2回目からはノールックでできました。想像より簡単でした!
外側のカバー布をかけないと、その姿はまるでコニーみたいだと思います。こんな感じ。
息子のお尻の下あたりにカバー布が隠れています。
だから、通常(カバー布あり版)とコニー風とで2度楽しいと言えるのではないか?と思います。
後ろはこんな風で、布が広いので負担は少ないです。
デメリットとしては、
①どうしても斜めになりやすいです。まっすぐ抱っこしても、時間が経つと息子がどっちかに傾きます。
②ヘッドカバーがないので、息子が寝た時に片手で頭を支えてあげないと、カクーンとなりそうで怖いです。
③抱っこ紐ケープが使えません。抱っこ紐ケープは肩ベルトに付ける仕様になっているのですが、ベビーラップには肩ベルトがないため付けられません。うちの息子は半年でまだ6.5kg弱と小さめベビーなので、私のコートに一緒におさまっているのでなんとかなっていますが。コートが閉まらない大きめベビーだったとしたら、冬はちょっと使いにくいかもしれません・・・
④私にとって非常に残念なことに、オットがつけ方を覚えてくれません(笑) なにそれ!ややこしい~~。僕、コアラ使うからいいや・・・という反応で、全然覚える気になってくれないので、オットと出掛ける時はコアラを使っています。
デメリットも挙げましたが、今1番使っている抱っこ紐です。
Cカーブの体勢で抱っこでき赤ちゃんの身体に良いみたいなので、一人で出掛けるときはなるべくワラップを使うようにしています♪
3. おんぶ紐を少しだけ語ってみる
”おんぶもっこ”って名前的におんぶ専用紐かと思われがちですが、抱っこも出来ます。この通り。
おんぶ
抱っこ
息子、変な服(パジャマ)です。ブログ用にオシャレ着をきせればよかった(笑)
これがですね、写真にあるように赤ちゃんの頭と私の顔がくっつくくらい高い位置で抱っこできるので(高い位置でおんぶするための紐なんだから当然と言えば当然)、実はかなりお気に入り。家でこうしていることも、多々あります。
旅行の時なんかは、おんぶで一緒の風景を見たいと思って、必ず持ち歩いて使っています!!
↑この写真の時は髪おろしてますが、いつもは斜め下でひっつめてますヨ
お散歩の時、抱っこ紐を使っていて「わ、今日は夕焼けきれいだね~~~」とか話しかけつつ、その角度じゃ見えないけどね(^^;)ってなる時ありませんか?私はあります(笑)
その点、おんぶは大体同じものが見えるので、話しかけやすいのです。
4. 結論!結局どれを買うべき?
最初に言っておきます、どれも良い商品ですし、何に重点を置くか?で最適解は異なります。あくまで私バターナイフの基準での結論であることをご了承ください。
もし、私が最初からやり直せるとして・・・
どれか一つだけを買うとしたら・・・
何を選ぶかというと・・・
Apricaのコアラを選びます!!
やはり、一つで抱っこ(新生児からOK)もおんぶもでき、サイズ調整がきく&シンプルな使い勝手でオットやばぁば等と交代もしてもらえる、たたんで保管できる、ヘッドカバー付き等、この全方位カバーされている感。頼りになるんです・・・!本当コスパ良いわ・・・。
次点で、ワラップ。
バターナイフ、育児で腰痛デビューしてしまい、できるなら抱っこを人に任せたいのですが、オットもばぁばもベビーラップつけられず外で手伝いながら着けるにもちょっと大変、という点でコアラに勝てない結果になってしまいました。
見た目は圧倒的に可愛いのですが。腰痛ないなら、おんぶできない点を我慢できるならワラップかも・・・!
もしどれが2つ買っていいなら・・・
コアラとおんぶもっこの組み合わせを選びます。
今も、高頻度で使っているこの2点。私にとって欠かせないものとなっています。
コアラでおんぶもできるのですが、コアラのおんぶは腰すわり以降なので、7か月頃までおんぶできません。おんぶもっこは首座りからOKのため、4か月頃からおんぶできます。
また、おんぶの位置がぜんぜん違います。おんぶもっこは”高い位置でのおんぶ”がウリ。息子は生後半年にしてはかなり小柄なので、まだどうしてもちょっと下の方になってはしまいますが・・・、もう少し大きくなって本当に目線が同じくらいになるのを楽しみにしています。
実際のところ、私が使ってきたのは、
■新生児~首座りまで→コアラばっかり(ママ腕抱っこ)
■首座り移行→ワラップ+おんぶもっこ ※ただしオットやばぁばとのお出掛けではコアラ(+おんぶもっこ)
という感じです。
何が言いたいかというと、コアラとワラップとおんぶもっこ、3つ買わせてくださいってことです(笑)やっぱワラップも諦めたくない。
だっことおんぶが育児の重要項目だからこそ、今日はどれ使おうかなという選択の楽しみを与えてください。全国の旦那さま、お願いします(笑)