こんにちは。バターナイフです。
産休1週目は寝てたら過ぎていたので、さすがにそろそろ保育園探しをせねば!!と思いまして、いわゆる『保活』をスタートしてみました。
ほぼ何の知識も持っていなかったので、言葉の定義から制度から全て初めて知ることばかり・・・。品川区に家を買った以上、第2子の時に同じことを繰り返すと思われるので、記録しておこうと思います。
始めたばかりであれですが、今の気持ちは オットよ、ちょっと単身赴任してきてくれ!!! です(笑) いや、笑いごとじゃない・・・。保育園事情って想像してた以上にシビアですね~~~(><)
保活の始めは『区役所に行く』で良いのか?
とりあえず、何から始めたらよいのか分からない!!でしたので、とりあえず「保育園を探すママ達は区役所に相談に行く」とどこかで聞いた様な気がしないでもないので、行ってきました品川区役所。
結論から書きます。
■行ってよかったメリット
①「保育園のご案内」の冊子がもらえること
↑の写真の左下に写っている、薄緑色の冊子のことです。
基本となる制度や用語の説明から申し込みの手続きの流れ、認可保育園の入園基準などが網羅されており、保活にあたってはまず初めに読むべきものと思います。
品川区のウェブサイトからでもPDFが参照できるので、PDFで読めば十分な人もしくは家にプリンタがあれば区役所に行くのは不要ですが、わたくしIT業界勤め人ながら、アナログなので蛍光ペンひいたり付箋付けたりしたくなるので、紙でいただけてかなり助かりました!
保育課の方に、ウェブで読める保育園の案内って紙でありませんか?と聞いてみたら、いただくことが出来ましたよ。
②認可保育園・認証保育園の個別パンフレットがもらえること
↓の写真のとおり、パンフレットが引き出しにズラ~~~っと並んでいます。
家が資料だらけにはなりますが、気になる園のパンフレットは一通り貰っておいて損はないでしょう。
③係りの人が、認可保育園の入園審査基準や「育児休業明け入園予約制度」の説明をしてくれた
自分で資料を読み込むよりスピーディに重点が分かり、助かりました!
■行かなくてもOKな観点
「保育園のご案内」冊子はWEB上でも読めると書きましたが、昨年何ポイントくらいの人が入れたかが分かる資料ありますか?、来年度新設される保育園はありますか?、去年の人気度が分かる資料はありますか?と質問をしてプリントした資料をいただきましたが、いずれもウェブサイトで閲覧可能でした。↓↓
認可保育園等一次選考内定者 最下指数一覧|品川区
認可保育園等の新規開設予定|品川区
平成30年4月一次 利用希望者数(延ベ人数)|品川区
保育園のパンフレットたちも、インターネットで出てこない情報はないと思われるので、自宅でインターネットを駆使して何とかできる方は、あえて区役所を訪れる必要はないかもです。
自分の指数と所属階層を知ることがスタート
本当のスタートラインは、区役所に行くことではなく、こっちですね。
職場の先輩方(品川区以外に在住)から、「大体の共働きの家庭はポイントは同じくらいになるから、あまり意味はない」旨の前評判を聞いていたのですが・・・
保育課の方の解説によると、品川区では、 指数(基本指数+調整指数)+住民税納税額の階層 で認可保育園の入園審査が行われます。
基本指数は、「保護者の状況」によって定まり、両親フルタイム共働きの場合20+20=40となり、あまり差がつくところではありません。
調整指数は、「世帯状況」によって定まり、ひとり親世帯の場合や、兄弟姉妹がいる場合、既に認証・認可外施設に通っている場合、単身赴任の場合等々に、調整ポイントが付与されます。
我が家の場合は第1子ですし、いずれにも当てはまらないので、指数は40のままとなります。
基本指数・調整指数について、詳細はこちら↓
保育所等利用調整基準(選考基準) 平成29年4月1日~|品川区
最後の基準が住民税の納税額です。
A(生活保護世帯)~D25(納税額1,031,300円以上)までの30階層に刻まれています。
(保育課の方)基本指数/調整指数が同じの場合、この納税額が小さい人から入園となります。
(私)あ~なるほどなるほど。。。う~んと、そっかそっか・・・。・・・・・え、なんで?????
というのが説明を聞いた時の感想でした(苦笑) 言わなかったけど。
保育料が高くなるのは、まぁ納得なんです。本当は、所得に応じて納税しているんだから、利用料は平等になったらなと思うけれど、福祉の運営の財源は税金だけでなく、そのサービスを使用する人が支払う利用料からもとられているのは分かるから。
でも、所得があると、運営費は払っているのにその福祉サービスを使用できないって、なかなか。。。
納税額が大きいということは、夫婦両方にある程度稼ぎがあると捉えられるから、片方が辞めても生活できるから・・・?うーん、そう捉えると、「あなたの仕事はただの趣味でしょう」と言われている気持ちになり・・・・・。うーん、捉え方が悪いか。。。
いや、仮に、福祉制度ですから、<仕事=生活>の世帯が優先です、<仕事=より良い人生のためのプラスアルファ>の世帯は劣後です、ということに納得したとして、1000万稼ぐ人×300万稼ぐ人の世帯と、650万稼ぐ人×650万稼ぐ人の世帯だと、「片方が仕事を諦める」にしても家計/人生への影響度は違くないですか・・・。だったら、所得が高いほうの納税額を基準にしたほうがまだ・・・。
もちろん、子どもを産むことによってどちらかが仕事を諦めなきゃならないなんて状況がまずよろしくないんですけど。。。
仕事辞めるなんて極端すぎ、世帯収入があるなら保育料が多少高くても認証や認可外の保育園に通わせれば良いじゃない、選択肢があるでしょ、と思うけれども、それがまた認証/認可外って保育園数めちゃ少ないんですね・・・。いや、これは本当に知らなかった。認可保育園に入れなかった場合の選択肢、全然ないじゃん。。。
さて、話はそれましたが、自分の指数&階層が分かったら、昨年度の認可保育園の入園者が、どれくらいの指数&階層だったのか、品川区のページで確認してみましょう。保育園ごと・年齢ごとで、入園できた方の最下指数/最高階層の情報が、過去3年分見ることが出来ます。
我が家の場合は、40-D24で0歳児クラスですので、昨年度ベースで考えると、
最下指数が41以上の6園 → ×
最下指数が40のうち、最高階層がD23以下の91園 → ×
最下指数が40のうち、最高階層がD24の2園 → △
最下指数が40のうち、最高階層がD25の2園 → 〇
定員割れの5園 → 〇
最下指数39以下の12園 → 〇
となり、上の97園を希望していた場合は入園不可、下の19園を希望していれば入れた、△の2園だった場合は同じ40-D24に所属する候補者との住民税額争いだった、ということになります。てゆうか指数40の世帯でしのぎを削りすぎでしょ・・・。
当たり前ですが、現実的な通勤ルートなどを考えると、品川区内だったらどこでも良いとはいきませんので、定員割れしている保育園があっても、そこに入ればOkayとはいきません。
私の場合、住まいと勤務地から興味があった保育園は、去年の場合全滅でした。なんとなくですが、一昨年の実績と比較すると昨年の実績の方がまだ良い結果になっているようにみえる(指数40の世帯が入れる保育園が増えたように見える)ので、来年はさらに指数40で階層が上の世帯/指数40以下の世帯まで入れる保育園が増えるかもしれません。だから諦めずに申し込みはします!! けれども、認可保育園入園は、凄く厳しい状況だということが、理解できました。。。
家を購入する時、品川区は区長が公約に待機児童ゼロを掲げている、というのを聞いていいじゃんいいじゃん(^^)と安心してしまったのですが、実際もっとよく調べるべきでしたね。定員割れしている保育園同士が近かったりして、品川区の中でもエリアによるんだということが分かりました。。。
というわけで、 このままでは認可園はほぼ非現実的・・・。オットよ、ちょっと単身赴任してきて!!! 指数41点にしたいよ~~~~~(;_;) というのは半分冗談で、平成31年4月、どうかどうかミラクルがおきますように・・・!!!!!
認証保育園・認可外保育園に通うことになった場合の費用助成
ありがたいことに、品川区では認証保育園・認可外保育園に通うことになった場合、その費用を助成してくれる制度があるそうです!!
■認証の場合、0~2歳は認可保育園との差額の助成、3歳~は定額助成
平成30年度認証保育所保育料助成制度について|品川区
■認可外の場合、定額助成
※ただし、認可外保育園のうち、「東京都から認可外保育施設の指導監督基準を満たす旨の証明書が交付されている施設」に限定される
※対象の施設一覧も含めてウェブサイトにあり
平成30年度 品川区認可外保育施設保育料助成制度|品川区
認証保育園なら差額を助成してもらえるので、金銭的負担は認可保育園と同じです。
認可外保育園なら0歳児は5万の助成があるので、月額15万とかのところに入ったとしても、実質認可保育園との差は月¥23,000程度にはなる、ということ。。。
認証保育園は2歳児までのところが多いので、結局入園後も転園を目指すための保活を続けなければならない大変さはあります。
認可外保育園の場合、月々の金額差はたとえ1万でも1年で考えれば12万ですから、やはり負担は大きいです。
しかし、認可保育園が相当厳しい状況である以上、認証&認可外を仕事を辞めなくて済むための現実解として捉えていく必要があるなと思いました。
認可保育園はたぶん入れない&設備がしっかりしていることは保証されていることから、見学は後回し(特に区立は後回し。私立は多少特徴がありそうだから行けたら見に行きたい)にして、認証&認可外保育園を中心に見学など行動していきたいと思います。
認証・認可外保育園は、園の方々が入園者を決めるわけなので、見学の際に粗相があってはならない・・・と今からとても緊張しています。持ち物はスリッパと筆記用具くらいで大丈夫かな・・・。
ママがんばるよ。
⇒保活録②に続く